「清水寺」の境内にある「音羽の滝(おとわのたき)」は、
「清水寺」という名前の由来にもなった人気スポットです。
3筋の霊水は、大昔より湧き出る清泉で、創建以来一度も枯れることなく今日にいたっています。
この水は「金色水」とも呼ばれ、様々なご利益があると言われています。
一方で、
「3本の水、どれを飲めばいいの?」
「全部飲んでもいいの?」
「混雑していて大変そう」
といった疑問を持っている人も少なくありません。
この記事では、私自身の体験をもとに、
音羽の滝とは何か、行き方、3筋の水の意味、実際に分かった注意点をまとめています。
音羽の滝とは?
「音羽の滝」は、「清水寺」創建以前から湧き続けている自然の湧水です。
「清水寺」という名称も、「音羽の滝」の清らかな水=「清水(きよみず)」にちなんでいます。
「音羽の滝」では、山から湧き出る清らかな水が3本に分かれて流れ落ちています。
枯れない水は、生命力の象徴。
そのため、古くから「ご利益のある水」として信仰を集め、京都を代表するパワースポットの一つになっています。
音羽の滝への行き方
音羽の滝は、「本堂」の真下にあります。

「清水の舞台」から視線を下に向けると、「音羽の滝」がはっきり見えます。

「音羽の滝」へ向かうルートは2つあります。
一つは、「奥の院」を経由してグルっと回り込む方法。
もう一つは、「本堂」を出た後、すぐ階段を下りて向かう方法です。

「本堂」を出てすぐのところに、「石段下 音羽の滝/奥之院を経て音羽の滝」と書かれた案内表示があります。
少しでも早く「音羽の滝」へ向かいたい場合は、そのまま階段を下がると近道です。
音羽の滝の順番とご利益の考え方|どの水に並ぶべき?
「音羽の滝」には3本の水が流れており、
学業成就・恋愛成就・健康長寿のご利益があると伝えられています。

一般的には、「本堂(舞台)」に近い方から、次のような順番でご利益があると言われています。
・学業成就(上の画像では一番奥の階段に近い側)
・恋愛成就(中央)
・健康長寿(一番手前)
しかし、「音羽の滝」では、
公式な作法や決まりは設けられていません。
実際、現地では整理役の方によって、
「空いているところへどうぞ」
という運用が行われています。
「音羽の滝」で大切にされてきたのは、
「どの順番で並ぶか」よりも、
「どんな願いを込めるか」だと言えます。
手順としては、
空いている流れのところへ入り、
柄杓(ひしゃく)で水をすくい、
ひと口だけいただいたら、
感謝の気持ちをもって次の人に譲ります。
「欲深い人は願い事が叶わない」
とも言われるため、周りの人たちへの配慮をするのが、最も良い参拝方法だと言えます。
なお、「音羽の滝」の水を飲んで大丈夫か心配する人もいますが、特に問題はありません。
実際、「音羽の滝」を訪れる人のほとんどが、水を飲んでいました。
ただし、柄杓に直接口をつけるのはタブー。
一旦、柄杓から手のひらに水をすくってから飲みます。
音羽の滝の所要時間と、実際に訪れて分かった注意点
私は「音羽の滝」を何度も訪れています。
おすすめの時間帯は、9時台です。
この時間帯であれば、順番待ちの列も短いためです。
その後、時間を追うごとに順番待ちの列は長くなりますが、昼間でも待ち時間が短い時と長い時があります。
これは、観光客のマナーによるところが大きいです。
3本の水の流れがあることから、通常はスムーズに人の入れ替わりが行われます。
昼間でも20分くらいあれば順番が回ってきます。
ただし一部の人たちは、動画撮影に力を入れています。
そうすると、動画撮影中、他の人たちが横に立つのを遠慮し、実質的に3か所の水を1人が独占するような形になってしまいます。
あるいは、すべての水を飲もうとする人もいます。
そのような人たちが多いと、長時間並んでいても順番が回ってきません。
人が多い時は、他の人たちのことも考え、速やかに順番を譲ってほしいものです。
音羽の滝を含めたおすすめの回り方
「音羽の滝」は人気スポットのため、少なからず待ち時間が発生します。
朝早い時間帯であれば人が少なめのため、できれば9時台までに訪れるようにしましょう。
「清水寺おでかけモデルプラン」でも、行程内に「音羽の滝」を加えていますので、あわせてご覧ください。

あわせて知っておきたい清水寺観光のポイント
「清水寺」やその周辺には、見どころが数多くあります。
観光の計画を立てる際は、あわせて次の情報も参考にしてください。
■清水寺の混雑状況とおすすめ時間帯
実際に歩いて分かった、混雑しやすい時間帯と比較的空いている時間帯をトップページにまとめています。
■清水寺観光は子連れでも楽しめる?
階段の多さや混雑状況など、子ども連れで気になるポイントを詳しく解説しています。
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■清水寺・奥の院前からの写真は何時が一番きれい?
6時台〜7時台で実際に撮影し、写真がきれいに撮れた時間帯を比較しました。
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